香りと味で分ける地酒のタイプ

日本酒の三大名醸地である京都(伏見)、兵庫(灘)、広島(西条)以外のお酒を地酒と呼びます。
地酒を香りと味で分けると、4つのタイプに分かれます。初めて地酒を飲む方は、ぜひ参考にしてください。

爽酒(味が軽やかで、香りが低い)

さわやかな飲み心地と、軽く柔らかい口当たりが特徴です。ほんのり果実の香りがして、清涼感のある味わいを楽しめます。代表的な爽酒は生酒や本醸造酒に多く見られます。酸味や苦み成分が少ないので、夏に冷やして飲むことをおすすめします。爽酒の地酒はどの料理とも相性は良いのですが、白魚や野菜などの淡白な素材や、清涼感のある風味の料理との相性は抜群です。

薫酒(味が軽やかで、香りが高い)

ハーブや果物などの香りが高く、すっきりとした口当たりが特徴です。また花の香りや、柑橘類の香りなどもあります。酸味とさわやかさのバランスがよく、苦味が少ないのが特徴です。代表的な薫酒は大吟醸酒や純米吟醸酒です。冷やして飲むと爽快さが増し、さっぱりします。
甘口から辛口まで様々な薫酒の地酒があるので、食前酒に最適です。ジャンルを問わず、中華、洋食、和食すべてと楽しめます。

醇酒(味が濃く、香りが低い)

豊かで落ち着いた香りと、力強い口当たりが特徴です。コクがあり、石や樹木のような香りを持ちます。甘味、酸味、苦味、旨味が調和したとろりとした味わいがあり、味わいの残存時間が長いです。代表的な醇酒は純米酒や本醸造酒です。燗(温める)にすると旨さが引き立ちます。また山廃、生?と呼ばれるお酒も醇酒になります。醇酒の地酒は乳製品の料理と合い、香りや旨みが強い食事と相性が良いです。食中酒として、楽しむことをおすすめします。

熟酒(味が濃く、香りが高い)

個性的な香りや、複雑で力強い香りを持っています。また旨味や苦味が強く、濃厚な味わいが特徴です。干し草、ドライフルーツ、スパイス、樹木、香木など豊かな香りも楽しめます。飲んだ後は重厚な後味と長い余韻が口の中に残ります。代表的な熟酒は古酒や秘蔵酒です。何年も寝かせて熟成させた日本酒は、褐色や淡黄色に色づいています。食後に常温で飲むと、熟酒の豊潤な味わいと練れた香りを堪能できます。また熟酒の地酒は味付けが濃厚な料理、風味の強い料理、煮付け料理などに合います。

東京の浜松町駅に近い「たかなし」は和風居酒屋です。店長が納得した地酒や焼酎だけを、全国から入荷しています。おすすめは、おまかせ3種飲みくらべコースです。旬の地酒、純米大吟醸、大吟醸を楽しめます。インターネットの地酒ランキングなどを参考に、人気の地酒や焼酎をぜひお楽しみください。